金曜日, 10月 28, 2016

ストーブ修理

ストーブの素人修理は火災の発生の原因となり得ます。やる人は自己責任で!  

 ここのところ寒くなってきてストーブを使っているのだが、最近それでも寒い。サーキュレータ代わりに使っている空気清浄機を出して来たり、空気清浄機に水を入れて加湿してもまだ寒い。

 なぜだ?と思ってストーブをよく見ると、火が小さい。よくよく見ると燃焼筒のガラスも煤で真っ黒。火力の設定を大きくしても、炎が大きくなる気配がない。

 調べてみると、燃焼筒への灯油の出口が煤で詰まっているらしい。そういえば、今の前のストーブも、時々火が大きくならなくなり、燃焼筒の中に手を入れ、灯油が出てくるノズルをつまようじ大きくしたことがあった。


 それを思い出して、燃焼筒の中を調べてみたが、ノズルが見つからない。懐中電灯+鏡で調べてみたのだが、燃えカスで完全にふさがれているようでわからない。

 さて、どうしたものかとネットで探すと、外から穴をあける記事を見つけた。写真をよく見ると、ウチのストーブと同型っぽい。

 ということで今度は前面カバーを外して作業開始。灯油管を外してドライバーでつついて見るが、穴が開く感じがまったくしない。というか、前のストーブではつまようじで開けていた穴をドライバーで開けるというのだから怖くて強引な作業ができない。

 2-3mm のドリルを手で回したり、細めのドライバーでこじったりすると、煤は取れてくるのだが、穴が開く気配がない。さてどうしたものかと部屋の中を探すと、以前別件で使うために 100均で買った、0.8mm の手回しドリルが見つかった。
 これを使って貫通に成功。その後は細いドライバーが入り、最後は 1番のプラスドライバーがすっぽりと通った。

 灯油管をつなぎなおして、灯油漏れがないこと、点火することを確認。前面カバーをつけてから再点火し、火が大きくなることを確認。

 とりあえず修理完了。燃焼筒の空気の吹き出すあたりにも固まった煤がだいぶこびりついていたので、あとで何とかしたい。

  調べると、このストーブを買ったのは 11年前。これでまた10年ぐらいは使えるか...、いや、さすがにそれは無理かも。



今回使った道具たち。

1番上は、最初に穴あけに使ったドライバー。これでは歯が立たなかった。
2番目は貫通したドライバー、たぶん、いわゆる1番。
3番目は前面カバーを外すために使ったドライバー、いわゆる2番。これは貫通しなかった。

その下がダイソーで買った[精密ハンドドリル]。これで煤を貫通させたあと、細いドライバーが通るようになった。



 

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