土曜日, 9月 20, 2014

本:絶望のテレビ報道

 どこで見つけたかは思い出せない本。タイトルが気に入って図書館に予約を入れたのだと思う。

 著者は日産自動車で海外事業などに関わったあと、フジテレビに転職。報道局記者を皮切りに、ニューヨーク支局長を経て、国際局ゼネラルプロデューサーを最後に去年退職。滝川クリステルの横でニュース番組にも出ていたこともあるそうな。

 タイトルは内容と直接関係ない。前半、放送局でニュースがどのように作られるかが悲観的に書かれたあと、現在のインターネットでどのようにニュースが扱われているか、その後は、自分の立ちあげたニュースサイトに書かれている。

 内容は浅い。

 テレビ報道については、数十秒から数分しか扱えないのが弱点で、文字数に制限がないのがインターネットの強みだ、いう割には、自分サイトでは記事の文字数を 1000-1500字に抑えている、と書かれている。

 報道については、テレビとインターネットが主で、活字メディアがほとんど出てこない。

 他にも、突っ込みどころ満載

 インターネット vs 既存メディア系の本は何冊か読んだが、そのなかでも、かなり掘り下げの浅い本。

p.s.
著者の立ちあげたサイト JID を google で検索したが、一ページ目どころから2ページ目にも出てこない。

一からインターネットを勉強しなおした方が良いのではなかろうか。

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