木曜日, 9月 17, 2009

北海道創業サポートスポット主催のセミナーに行ってきた

 公開講座「パソコンによる制御システム~インタフェースの制作~」。組み込みは専門なのでセミナーの内容自体には得ることがなさそうなのだが、他のセミナーを見ると独立・企業系のセミナーが多いのでそちらを期待して行ったのだがその手の話は全然なし。
 むしろ、北海道職業能力開発大学校ではこんなことをやってます(ので卒業生をよろしく)という感じ。
 セミナーの内容も少し変だった。パソコンでシーケンサー(PLC)の代わりをさせる話がメインなのだが、98 と C bus の説明から始まって ISA がなくて PCI,USB。PCI コントローラーのところでは、専用チップが出てくるのだがその説明が「アドレスデコーダー内蔵・チップイネーブル八本、データバス 16 or 8bit、ISA,C バスボードと同じ感覚で設計」とか。この意味がわかる人には、これ以前の説明は必要ないのでは?
 あと細かいところだが、「指定のアドレスから、変数Dataにデーターが格納」などと受身の表現があり、なぜか「される」を省略している。なぜ素直に「変数Dataにデーターを格納」と書かない?(最近英語を勉強しているので妙なところが気になる)。

 その学校の最近の卒業制作というのが展示してあったのだが、使っているのが DIP の 82C55 とか 82C54 とか 74HC139 とか。「最近は ASSP でしょう、私でも趣味で秋月の H8 を使ってますよ」といえば「いやぁ、最初はこういうところから始めないと複雑なところに進めないんですよ」。
 うーん、ニコ技とか見てるとそんな段階はサクッと越えられそうに思うのだが。フツーの人はそこが越えられないのかなぁ....。
 いまどきの PC (x86-64 CPU + Win-XP 以上)から直接 8255 をアクセスするなんて...、なんだか悪い夢を見ているようだ。

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 参加者は 4-50人だったが、1/3ぐらいは首から ID を下げた身内のようだった。次があったら...、全然知らない分野でなければ行かないな。

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