土曜日, 4月 04, 2009

本:反省 私たちはなぜ失敗したのか?

 図書館で本を借り始めてから、佐藤優の本を片っ端から読んでいるのだが、鈴木宗男も気になりだして、共著の本を図書館で借りてきた。
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 内容は佐藤優・鈴木宗男の対談。お二人とも「何も悪いことはしていないのに、なぜ刑事被告人にされてしまったか」を反省している。佐藤氏の「国家の罠」を読んでいるのでそう新しい内容は無かったが、外務省のひどさには驚いた。細かい話は色々あるが、極めつけは、ゲスト(?)として「鈴木叩きの司令塔」として活躍した元共産党参議院議員の筆坂秀世氏が出てきて「外務省から匿名で内部資料が送られてきた」と証言したこと。共産党というのは公に革命を目指す政党だそうで、そんなところへ外務省が内部資料を匿名で送りつけるとは。

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 例によって一方の当事者の証言を一方的に信用することは出来ないが、その担保代わりに、外務省や外務官僚を実名・顔写真入りでボロクソにこき下ろしている。これだけいわれても反論できずにダンマリを決め込んでいるのを見ると、大方ホントのことなのだろう。

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 今度は鈴木宗男の本も少し借りてこよう。

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